フランス人振付家のモーリス・ベジャールが振り付けたバレエ作品「ボレロ」。
赤い円卓の上で、シンプルなメロディの中、ソリストが踊るんや。最初は淡々とした感じで時間が過ぎるけど、徐々に振付けとダンサーの表現力に引き込まれていくねん。
群舞のダンサーも徐々に増えていって、エネルギーの大きさにに取りこまれてしまう感じやな。
恍惚状態みたいになって、感情的にも深く入り込んでいくねん。何回観ても。
不思議やで、ホンマに。
特にジョルジュ・ドンが躍ることで最高傑作と言われる名作になってん。この作品はジョルジュ・ドンのためにあるようなもんやわ。
最後に力尽きて崩れ落ちるとこなんか、こっちも感情が高ぶって涙が出てまうわ。
いや~、すごいわ。知ってる人も知らん人も観てくれ!