記念すべき振付家紹介第一弾!
まずは今クリエーションを一緒にしている振付家 Samir Calixto について書きたいと思います
(彼のホームページはこちら
)

Samir (カタカナだとサミアかな。。?)はブラジル人🇧🇷で、39歳になるそうな!
年齢聞いた時はびっくりした、むっちゃ若くみえる…🙄

まぁそれもそのはず、健康オタクと言っても過言ではない彼。
まず、ヴィーガン。
そう、肉、魚はもちろん、チーズとかパンとか、卵が入ってるものも食べません。
そしてお酒もタバコも絶対飲まない吸わない。

毎日何があっても早起きしてヨガ、夜は早くベットへ入ってしっかり睡眠…
そんな生活を維持していたら、そりゃお肌もツルツルやし若くいられるわな…🙄💕
若い頃は演劇をしていたそうです。
その演劇のためにダンスのレッスンとかを受け始めたらしいんだけど、20歳手前くらいに
”ダンス楽しいかも”
と思うようになって、それから本格的にダンスをするようになったと言ってました

そこからブラジルでずっとダンスを頑張っていたけど、やっぱりヨーロッパの方がプロとして働くには土壌がしっかりしているからという事でヨーロッパへ来たのが20代後半。
そこから今までずっとフリーランスでヨーロッパ中を回って踊っていたそうです

カンパニーへ入る事には興味がなかったらしく、ずっとフリーで色んな人の作品に出たり、自分で作ったりを続けていたらしい。
自分の性格的に、一つの場所で同じメンバーと何年も働く事を楽しめないのが分かっていたからだそうです。

彼が言うに、フリーランスは仕事を続けて取ることに必死だし、一々内容を選んでられないから、
”最初の頃はヒッドイ作品にも出たなぁーはははー”
とか言ってました。


そうして三十代になり、ある程度経験も積めたなと感じた時に、
”もっと自分の世界、自分のダンス言語を築きあげていきたい”
という思いが強くなり、振付家としてのキャリアに力を入れ始めたそうです。
作品を作る機会を増やし、そして自分自身もグループの中で一緒に踊る事でダンサーとしても活動を続けて来たみたいです

でも流石に39歳にもなると、体力的にも踊ることへの限界みたいなものを感じ始めているらしい・・

それでいて今回のクリエーションは女性5人だけで女性についての作品をするので、彼は出演ぜす。
”これを機に少しずつ踊ること減ってくかもなー”
とぼやいてました。
どんどん振付家として活躍の場を広げていっていて、例えば今私が教えに来ているドイツのオスナブリュックのカンパニーでも昨シーズン振付したそうです。
これはカターニャでのリハの様子🇮🇹↓↓
彼のリハは、いつもウォーミングアップから始まります。
ヨガと彼自身のスタイルをミックスしたような独自のウォーミングアップをしてくれます。
いつも一時間程しっかりとやってくれるので凄く有難い。
ヴィーガンであることからも想像できるように、彼自身自分にとても厳しいので、彼の作品に関しても一切妥協を許さない、という印象があります。
とは言えまだ働き始めたばかりですから、まだまだ知らない彼の一面もあると思います。
あと彼の凄いところは多言語をあやつるところ。
ブラジル人なのでポルトガル語はもちろん、英語はペラペラでイタリア語フランス語もしっかり話してた…オランダも長くいるのでどうやら話せるらしい。スパニッシュもいけるとか言ってたな…
普通に凄い🙄🙄🙄
(まじその能力分けて欲しい)
日常的にとってもチャーミングでおしゃべりが好きで、いつも笑っている印象

毎朝ヨガをしてから1日を始めるからなのか、とっても良いエネルギーを放っています。
こんなにポジティブでいられるなら私もヨガ始めようかな?!と彼をみていて本気で考えています。
とりあえず第一弾はこんな感じ?!☺️
彼についても、これからパフォーマンスに向けてもっと時間を一緒に過ごす事になるので、またSamir 第二弾で詳しく書きます✨